電車という公共の空間の中で、それぞれが自分の行為に没頭し、自分ひとりの空間のように振る舞っていることです。
スケッチしている対象が私に気付くことは、ほとんどありません。まわりの人(隣の人や、スケッチ対象の隣の人)が気付くことも、意外とそう多くなかったりします。まわりの人が何をしていても気にしないのだな、と思うと、悲しいような可笑しいような、なんともいえない気分になります。
時々
隣の人が私のスケッチとスケッチ対象をちらちら見比べたり、まれに声をかけてくれたりします。声をかけてくれた方には必ず名刺をお渡しします。そこで名刺をお渡しした方が私のブログを見てくれたら、持続的な関係が生まれるからです。
互いに無関心な人ばかりの電車の中で人間関係が生まれるって、とても愉快なことだと思いませんか。
最近フラッシュモブが流行っているようですが、突然電車の中で知らない人どうし世間話をはじめる、とか、突然互いの顔をスケッチしはじめる、とかいうことをやったら、楽しいかもしれません。
ちなみに私同様電車内スケッチをしている友人は、全然ばらばらの人生を送っている人たちがひと時だけ、同じ方向に進んでいることが面白い、と言っていました。
電車内スケッチをする理由も人それぞれです。
↓今日はひさびさに、手と女の子の絵を描きました。
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