↓ひどくあらいスケッチ。
今日は最終日とあって、このミュージアムらしからぬ(ひどい)混み具合でした。
この企画展は前から知っていたものの、HPを見たらモローの絵はあまりいいものがきてなさそうだったので行かないでいたのですが、今日はちょうど用事もあったので寄ってみました。案の定モローの代表作などは一点も無く、パリのモロー美術館を映しているTVの前でおじさんが、「オレはこういうの見れるかと思って来たのに」と文句を言って係員を困らせていました。気持ちは分かるよ、おじさん。係員に怒るのは筋違いだけど。
でも、ルオーの作品の「色」は楽しめました。
ふたりの手紙のやりとりもちょっと面白かった。モローの手紙は長く、きちんと書いてあるのに、弟子であるルオーの手紙がひどく短くて、しかも筆無精っていうのがうける。モローさん、いい先生やってたんだな。
でもどうせなら、モローの指導法がどう「変わって」いたのかのより詳しい説明や、他の個性豊かな弟子たちの作品、彼らとのエピソードも見せてくれたらよかったのに、と思いました。『モローとその教え子たち』ってテーマで大きな企画展もできちゃいそう。見たいな。
↓今日の電車スケッチ。
そうそう、実は「なくした」と言ってたモロッコ旅行中のスケッチブック、京成線で見つかりました!当日は見つからなかったのですが、その後どなたかが届けてくださったみたいです。ありがとうございます!というわけで、後日その辺のスケッチもアップいたします。
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