2013年9月7日土曜日

『風立ちぬ』感想+寝ている人の足(9/7のスケッチ)

話題の『風立ちぬ』観てきました!
ネットの感想を見ていたら賛否両論分かれていたので、自分の目で確かめねば、と思い行ってきました。正直に書きますと、思っていたより面白かったです。ただ人に「面白かったよー」と言ってすすめるかというと、そういう感じでもないなあ、と思います。
やりたいことをやりきったんだな、よかったねハヤオ(呼び捨て 笑)!というのが友人と話しながらでてきた最初の感想。

あとは、色々話し合うよい機会を与えてくれる作品だと思いました。普段戦争のことを友人と語り合うことなんてありませんが、自然とそういうことを話し合うことができました。戦争という大きなものを感じさせながらも、それを直接描かなかったこともよかったのではないでしょうか。(あまりダイレクトに描かれると、それ以上話し合うことが難しくなりますよね。)

ものをつくる人間の「夢」と「エゴ」についても友人と話し合いました。人間がものをつくる理由は、『社会のため』とか色々言っても、結局一番大きいところは「つくりたい」という気持ちなんだろうな、と思います。この間他の方ともお話したのですが、現代美術の解説でよくある『この作品は、○○という社会の矛盾を描きだしています』というような説明を私はとてもうさんくさく感じます。『つくりたいから、つくった』じゃだめなのかな。無理に説明しなくても・・・と思うんだけど。

こんな風に色々考えるきっかけになってくれました。そういう意味では「なにかがのこる」タイプの作品だったかもしれません。監督、おつかれさまです!
ちなみに私の中では、監督の作品のベストは『もののけ姫』です。

↓いつもの電車内スケッチ。

高いヒールを無理して履いてる人は足がすぐかくっとなっちゃうのよね。↓


↓ミニスカの女の人がやったら確実にアウトなポーズ。

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