感想を書くと、期待していた通り面白かったです。なにより、写美の展示はクオリティ高い割に客が少なくて、ゆっくり見てまわれるのがいい(そこかい)!祭日にこんなに余裕ある美術館ってなかなかないんじゃないでしょうか(悪口じゃないよ)。
内容はというと、「写真に対する遊び心という共通点がありながらも、大きく違う2人の作風」っていうコンセプトがよく伝わってきて面白かったです。特に家族の撮り方の対比は分かりやすかった。
個人的な好みで、私はもっぱら植田正治の写真を見ていました。(ごめん、ラルティーグ。)他のお客さんも、植田正治の方に流れてましたね。多分、今の私達の時代から見ると、どうしても植田正治の方が新鮮に見えちゃうのです。
『妻のいる砂丘風景4』は特に面白かった。ダリの絵は、現実にはありえない光景が、ダリの画力によって現実に起こっているような、不思議な感覚になれることがひとつの魅力だと思うのですが、植田正治の作品は写真なので、より現実に近く感じられるというか・・・妙な倒錯感があって、すごくシュルレアリズムでいいなあ・・・と思います。

↓いつもの、電車の中でのスケッチ。






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